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よりよい生き方考えよう

(朝日新聞2019年9月17日より)


よりよい生き方を日ごろから考えようと、「ひとも生き物として、ふつうに生きる」と題した講演会が16日、津市一身田上津部田の件総合文化センター内のフレンテみえであった。約250人が熱心に耳を傾けた。

「みえ生と死を考える市民の会」の主催。同会は1998年に結成され、生と死をテーマに語り合い、考える講演会を定期的に開いている。

今回は、JT生命誌研究館館長の中村桂子さんと、在宅ホスピス医の内藤いづみさんがそれぞれ講演した後、対談した。

中村さんは「人間は特別だと思って生きるから、いろんな問題が起きる」と指摘し、人間は自然の一部であるという謙虚さを忘れないことの大切さを訴えた。
内藤さんは医師の経験から「いろんなものに関心を持って、機械に頼らず自分の頭で考えて。そして偏らない視点のもと、余裕のある生き方をしてもらいたい」と呼びかけた。