開催報告

開催報告 2019年9月15日 津「生と死を考える市民の会」

2019年9月15日に三重県の津市で開催。



幹部のお一人遠藤先生は伊勢で開業なさっている在宅医。お仲間と私も親しくなり、おかげで伊勢には何度も伺う幸運に恵まれている。
今回は津市での講演会。
親交を持たせていただいている中村桂子先生とのコラボ。

中村先生は生命科学の専門家。生命の起源、進化、実態をわかりやすく伝えてくださる名人。
女性科学者として最高峰の方です。知性の高さと品性が優しくキラキラお輝く方。
手作りの立て看板と一緒に遠藤先生と写りました。
中村先生はお会いする度に、少女のように愛らしくなって素敵です。

中村先生は地球上のあらゆる命がどんなに絡み合い、繋がって今の世界を創っているかお話ししてくださった。人間も自然の一部であると。
だから、人間がその進化のピラミッドのトップに居て、すべてを支配できるという
誤解と傲慢さが今の環境の問題をつくったのでは、とお話しになりました。
熱帯雨林のコバエの話も、蝶々の話も、蟻の話も、私たちにみんな繋がっているという奇跡のようなお話し。

私は普通に亡くなっていく、自然に亡くなっていくことを支えた体験をお話ししました。約1ヶ月の看取りの話です。
もう延命はいらない、という本人のまっすぐな気持ち、それを受け止める家族の勇気。
私たちの存在。みんなで寄り添う気力と体力。
そしていきつく自然の看取りも、現代ではある種、奇跡なのかもしれません。

忙しく、名物を食べる時間はなく、近鉄車内で、ひつまぶし弁当を中村先生とご一緒にいただけてとても幸せでした。
その時の中村先生とのおしゃべりを少し教えますね。

人間は一種類しかない種である。
大元はアフリカから出ている。世界に広がったそんな一種類の種が、どうして戦ったり、憎しみ合うのか?
ヘイトという現象は本当に悲しい。友人の芸術家が頑張っている。
作り上げた造形にこう名前をつけた。
ヘイト メルト ライク スノウ。
憎しみは雪の様に消えていく。先生と語った平和の話でした。