エッセイ

景色を眺める~みーちゃんの横顔

我が家のプリンセス みーちゃん
時々外をじっと眺めている。

鳥たちが気になることもあるようだ。
今は外に出れないから、外の世界を懐かしんで見つめている。
屋根には雪がかなり残っている。
寒くなると頭はこたつの中、なぜか麗しい脚は外へ出す。

日本は今、空前の猫ブームとか。江戸時代末期と似ていると言う人も。
年末年始にかけて、私の周りで急死する高齢者が例年より多かった。
長いお付き合いの方もいた。大往生の潔い見事な最期とは思うけれど、せめて数日くらいお別れの時が欲しかったと思ってしまう。
よく頑張ったね、と声をかけたかった。
それは残される側の勝手なわがまま?
まったくもって見事な旅立ちなのだから。

実は15年家にいてくれて、我が家の子どもたちの成長を一緒に見つめてくれたメタボ気味の雄の愛猫が年末に急死した。
数分で、いきなりあっという間に天国に旅立ってしまった。
看取りのサポートのプロの私も、別れの後、言葉にもだせない数日を過ごした。

みーちゃんの横顔シルエットにも悲しみを感じるのは、思いすごしだろうか。


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