講演報告

開催報告 12月12日甲府市

2015年12月12日、日本ホスピス・在宅ケア研究会山梨支部研修会「人生はリハビリテーションだ」を開催いたしました。福辺節子さんによる講演会とワークショップの様子をご報告いたします。

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研修会によせて
福辺さんの著書「人生はリハビリテーションだ」を読んでいると、「対等」「主体」「尊厳」「双方の力を引き出す~」など、私たちが学んでいるホスピスケアで大切にしている、同じ言葉や哲学に出会います。
そして、福辺さんは縁(えにし)を生きている人である、と感じられてきます。私の友人であるアーティスト、松岡さわこさんは難病を抱えていますが、彼女にリハビリを通してたくさんのアドバイスをしてくれた人です。
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体のアドバイスももちろんですが、「生きる姿勢」へのアドバイスが、若き松岡さんの体にしみこんだそうです。
そんないろいろが共鳴し、私たちの会でこの研修会が開催できること、みなさんとその場を共有できることをとても嬉しく思います。
内藤いづみ 

福辺節子さんについて
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理学療法士・介護支援専門員・医科学修士、一般社団法人白新会Natural being代表
1954年、大阪生まれ。22歳の時、事故で左足切断。
1985年に行岡医学技術専門学校リハビリテーション科卒業後、尼崎市立身体障外者福祉センターでの勤務を経て、1992年よりフリーの理学療法士として地域リハビリテーション活動を始め、介護職・看護師・保健師などを対象とした「もう一歩踏み出すための介護セミナー」をスタートさせる。
2005年より2009年まで履正社医療スポーツ専門学校理学療法科教員。
2007年、和歌山県立医科大学医科学修士課程修了。
2009年、福辺節子介護・リハビリテーション研究所設立。
義足の理学療法士として「力のいらない介助」の普及活動を開始。
2012年、一般社団法人白新会 Natural being設立。
*Natural beingとは… 「ただ、あること」「ありのままにいること」「あたりまえの存在」
という思いを託したそうです。(福辺さんホームページより)
著書「福辺流 力のいらない介護術」中央法規出版、「人生はリハビリテーションだ」教育資料出版会、DVD「福辺流介護術―介護する人・される人に負担のない技法」など多数
メディア紹介 NHK「ためしてガッテン」Eテレ「楽ラクワンポイント介護」など多数
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参加者の声
内藤先生ありがとうございました。とても良い旅になりました。
93才の母も福辺先生の介助の学びで自分の力を引き出されてびっくりです。
わずか1回の講習でしたが、介助される方にとって、必要なことを改めて学びました。
私の母への介助は母のできる力を奪っていました。
今も福辺先生の「早い早い」との声が聞こえております。ニコニコ笑顔の母と2日間甲府でゆっくりと過ごしました。
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心がほっこりする時を内藤先生のおかげで実現できたこと幸せです。
今回は先生のお話をきくことはできませんでしたが、ホームページ「未来へのいのちの切符を手渡す」を読んで私が25年前父を亡くした時を思い出していました。
死への準備教育もなく、もう死ぬという父のそばにいながらも、息をひきとる時、医者から病室を出て待つように言われ、戸のすき間から見た父は馬のりになり心臓マッサージをし、電気ショックをかけておりました。肝硬変で余命もわずかと医師から言われていました。
その後、生と死を考える会にて看取りの話を伺って、父の時、手をさすり、足をさすり、父さんありがとう、と別れをしたかったと今も涙が出てきます。
知らないことも罪と広島原爆の語り部沼田鈴子さんが行っていましたが、本当に看取ることを知っていたら、私のような後悔はなかったとそんな思いで学んでいます。
学びはじめた時、助産師がいるように死ぬときに助死師がいて、私は助死師になりたいと思っていましたが、今回、古平の本間さんは「看取り士」、あー、このような資格があったとなんだかとても嬉しくなりました。
ピーターさんのタルト、とても美味でした。
いつの日にかタルトにハスカップジャムを入れてね。
本当に素敵なお仲間との出会いに感謝いたします。


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