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老人の自立の第一歩は食事作りから

私はJAフルーツ山梨の理事として、旅の途中でフルーツ視察もしました。イギリスの友人たちには、山梨で栽培されているブドウをおおいに自慢してきました。

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日本の立派なフルーツを見なれた私の目にはびっくりしましたが、イギリスの店頭のフルーツはどれも小さく、品種改良もされず、高度に手が掛けられていない形で店頭に並びます。青空市場も各地にあり、新鮮格安。量り売りでリンゴも1個から買えます。

桃もリンゴも直径6~7センチ。当然安いです。シャインマスカットのようなブドウも2パック99ペンス(2房180円)。お年寄りがそんな安くてかわいいサイズのフルーツを買って行きます。もちろん味も良好。日本は付加価値の高い、農家の皆さんの努力で手の掛かった素晴らしいフルーツを当たり前のように見ますが、イギリスではそんなフルーツは都会の超高級デパートで、大富豪や貴族にしか売れないように思えました。

スーパーにはもちろん体の具合の悪そうな高齢のお年寄りもたくさんショッピングに来ています。
ひとりで必死に買い物をしている人も見かけました。会計ではそんなお年寄りが手間取っても誰も焦らずゆっくり待ってくれます。

文化も生産性も、社会の歴史も経済も違う国ですから、簡単に比較はできませんが、ゆったりとした時間が流れ、高齢者が自立の努力をする姿を目の当たりにして感銘を受けました。お年寄りが自立するためには、自分がひとりで行ける範囲に買い物ができる店があることが大切ですね。

実はひとり暮らしのお年寄りが日本でも増えています。
買い物弱者とも呼ばれています。家族との絆を大切にしながら自立して暮らしていく。
それには周囲の温かい目と自立の第一歩、自分の食を守り、自分で食事を作る気力が重要だとイギリスの旅で感じました。

幸せに老いの日々を過ごすのに大切なこと。それを皆さんとこれからも探していきたいと思います。どしどし私にもアドバイスやご意見をお寄せ下さい。
日本で立派なリンゴを手にした時、イギリスの八百屋さんで見た小さな小さなかわいいリンゴを思い出して、思わず微笑むこの頃です。


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