エッセイ

甲府の街角

新しくできた甲府の中心の街角カフェ。
手作りで、静かな雰囲気で心地よい。
コーヒーにはかなりのこだわりがあるけれど、押し付けがましい感じがなくホットする。

私は夏からの厳しいホスピスケアが先日終了した。
この1ヶ月は24時間オンコール体制で神経が緊張し、熟睡できていなかったようだ。
疲れが芯までたまった感じがする。
しばらくは充電タイムを心がけるつもりだ。
こんなカフェはこんな時とてもありがたい。
高齢の末期がん患者さんも、続いて無事安らかに昇天した。
午前中は孫や曾孫が集まって唄を歌い、可愛い踊りをベッドの周りで披露したという。
それをご本人が確かに喜んだ様子だったと娘さんが教えてくれた。
その日、私が往診した一時間後、静かに息を引き取った。
大往生だった。
娘さんが、おっしゃる。
先生が、往診の度に、大丈夫です、きっと大往生になりますと言ってくれたから私たちは安心して付き添えました。
ありがとうございます、本当に大往生でした、と。
誰かの役にたつ仕事を何とか終えて私も毎晩これからはしばらく深い眠りにつくことができる。

2012年10月19日


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