エッセイ

大正大学の前期最終講義

龍谷大学で僧籍の学生達を教えている高橋卓志さんをリモートでお招きして、私の受け持つ大正大学の学生達に講義をしていただいた。
前期の最終講義である。


沢山の深い感動を綴った感想が、非僧籍の聴講者から届いている。

宗教界内部で作ろうととしている、臨床宗教師という資格。
臨床で死にゆく患者と関わる私、色々な現場で命のすざましいサポートに関わってきた
高橋卓志さんから見ると、その資格は安易に感じてしまい、胸がザワザワする。
特に日本の仏教会は自分たちの現場にどう危機感を抱いて臨んでいるのかが、よくわからない。
高橋さんは熱い。このような資料を学生達に送ってくださった。
32GBのUSBには高橋さんの放送された動画も入れてくださり、学生達が独学できるように準備してくださった。
講義も軽妙でありながら、ずしりと重く深い。

私も含め、この授業活動はボランティアに近く、私達への正当な対価は大学から支払われない。私は一年で30回の講義を予定している。
では、なぜ私達は頑張っているのか?
幻滅を乗り越えて、人の未来のための投資だと思っているからだ。
平和活動だと思っている。平和は一人の目覚めからしか始まらない。
学生達には、変わった医者と変わった坊主の耳の痛い話で、無視したい話しと響いたかもしれない。
でも、私達は種を撒き続ける。しつこい変人なのです。

内藤いづみ

ご感想
大正大学の高橋卓志さんの仏教の可能性の講義は、録画でゆっくり拝見出来、堪能⁉️しました。
資料も整理され、「将来の臨床宗教師」に解りやすく、伝えようとの思いが伝わってきました。
内藤先生と高橋先生の共通点は、4000人のいのちと向きあった実践と、人の命を救うという仕事に自分の命を賭けている本物の医師と僧侶ですね。
「本物の」医師・僧侶にとってこれより難しい仕事はないですね。
それをお二人は生き甲斐を持って楽しそうにしている。
その緊張感は想像するだけでも凄い⤴️⤴️と思います。
この講義を受けた3人の生徒さんは、「高橋先生みたいになりたい」と思ったでしょうか?
それとも仏教の現状を僧侶の本分を詳細に知り自信を失くしたでしょうか?
看仏の関わり
スピリチュアリティーが確立している
緊急事態に対応出来る人
弱さを知っている人々
臨床宗教師はハードル高いですね。
きっとそう思ったのではないでしょうか?
高橋先生も内藤先生も、自然は常に人智を越えたものであり、私達が存在するというこの事が人智を超えた出来事と深く、心に落とし込んでいる方達だと思います。
高橋先生お寺のソーシャルデザイン頑張って下さい


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