エッセイ

大移動

秋の大移動。
11月2日、土曜日。外来をお昼に終わり出発。この連休は神戸で死の臨床という学会がありました。

甲府から東京駅へ、新幹線で京都へ。
私は去年、新潟での大会で話させてもらった。その時、初雪。
私は京都で、あちこちから集まるいのちを学ぶ仲間たちと再会。
その場所も情緒あふれる先斗(ぽんと)町。
口福な夕飯を共にした。しかし、せっかくの滋養あふれるお料理を前に私たちにはラグビー決勝戦という応援イベントがあったのです。
この秋はラグビーとの出会いでした。
世界中から戦争がなくなり、代わりにみんなでラグビーを戦ったり、応援したらどんなに平和で幸せか!と思った秋でした。
大いに騒いで応援しました。もちろんイングランドへの大応援!
結果は!涙涙涙。

さてさて、翌朝は新潟からの友人たちと、岡山県倉敷市真備町へ移動。
昨年、洪水で町のほとんどが被害を受けた地域です。
小規模多機能施設、葡萄の家も新築の施設を失いました。
数メートルという水流に襲われ、まるで津波のような恐ろしさだったとみなさんが言ってました。
図書館の蔵書も全部被害にあいました。
一年たって、やっと一息?いや改めて失ったものの大きさに向かい会えたようだともおっしゃいました。
被害はテレビでは見ましたが、現地に行かないとわからないことも多いです。
復興支援で私も話させていただきました。
住民参加の出し物もあり、楽しくみなさんの笑顔が花開きました。
葡萄の家では津田さんが中心に、次の一歩を踏み出しています。
災害への備えです。お年寄りが垂直避難ができるように、と。興味のある方はぜひ津田さんの活動をのぞいてください。

翌日は、広島の北部、三次(みよし)を目指しました。
福山から車で90分ほど。
過疎の町の応援で20年ほど永六輔さんが通った地域です。
今になり、私も御縁が繋がりました。優しい里山が広がりました。
広い!広い!
優しい懐かしさが胸に溢れました。

バンドは永六輔さんと親しかったグループ

夜の講演会に町の方々200名ほど集まってくださいました。
永さんと仲良しだった楽隊も歌を披露してくださり、なかなかの濃い内容でした。

この地域で腕力?を発揮して多くの介護、福祉の活動を展開する熊原さんにもお会いできました。
過疎でも、安心して長生きできる地域のようです。
頑張って戻ってきました。里山のあと、都会の喧騒は耳に痛いほどでした。


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