エッセイ

夏の報告

8月も終わりました。
皆様どんな夏をお過ごしになりましたか?


日本も世界も激動の歴史の節目を感じさせられるこの頃です。
そんな時こそ、ゆっくりとスローライフを、というアドバイスを知人から頂いたりしましたが、今年は夏まで我ながらかなり動き回りました。
イギリス・ベルギーの旅の疲れも取れないうちに、北海道旭川市へ旭川青年大学の講演会でおじゃましました。
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主催者のご尽力で、27年間毎月各界の有名な演者の話を聞く文化的な営みが続けられ、毎回1000人を超す参加者があるそうです。永 六輔さんは最多出演者です。(6回!)
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私は友人の輪が繋がり、時が満ちてついに舞台に立つことができました。
自分のいのち、大切な人のいのちにどう向かい合うのか、という話に1200人の参加者が熱心に耳を傾けて下さいました。感謝です。
実はプライベートな話ですが、この旅には色々な方の手助けを頂いて、87歳の私の母も同行しました。
帯広に住む90歳を越えた伯父夫妻も旭川まで来て下さって再会しました。
一足先の敬老の日のイベントのようでした。
090901_03.jpg私の本『笑顔でさよならを』の表紙に絵を提供して下さった、あべ弘さんは旭川在住の画家。彼の個展“動物交響曲”が北海道立旭川美術館で開かれており、ゆっくりと拝見することができました。
これまでに100冊以上の絵本を創作しています。
彼のこれまでの作品にたくさん触れて、才能、そして凄まじい努力を目の当たりにしました。
あべさんの天才性を再確認しました。
いのちへの大きな愛に溢れた、楽しく、心伸びやかになる素晴らしい展示でした。
甲府は残暑厳しいです。
成長した子供たち、内藤ファミリーが久し振りに集合し、ビアガーデンで乾杯しました。良い夏でした。
さて、秋へ・・・。
足元を見つめ、謙虚に、また学びの旅を続けたいと思います。
皆様も体調に気を付けてお過ごし下さい。