内藤いづみ著書

最高に幸せな生き方死の迎え方

091210_03.jpg「最高に幸せな生き方と死の迎え方」内藤いづみ著 在宅ホスピスに取り組むふじ内科クリニック(甲府)院長の著者が、2003年に書き下ろした同著の新装版。加筆修正し、女性のハンドバッグにも入るようにと、ハードカバーから文庫本にしたという。
適切な治療で痛みを緩和しながら、家族が享え合い、最期を迎える時間の尊さを、ホスピスケアの現場からつづった同著。


初刊当時と比べ、緩和ケア病棟の数は増え、国は在宅医療推進に力を入れ始めたが、「まだ命に無関心な人が多い」と著者は訴える。
ホスピスケアが浸透しつつある今こそ、命に真し撃に向き合い、最期の在り方を見つめ直す機会にしたい。(オフィスエム・1365円)
2009年7月7日 山梨日日新聞より本の紹介文を抜粋

(目次より)
まえがき   永六輔
第一章   最期まで慣れた家で過ごしたい
第二章   ホスピスをどう考えたらよいか
第三章   みんなの痛みを消し去りたい!
第四章   在宅治療は「家族の姿」が現れる
第五章   最期までいい生き方をしたい
あとがき対談   永六輔+内藤いづみ
講談社 (2003年11月)、オフィスエムより復刻版(2009年6月)。