内藤いづみ著書

人間が生きているってこういうことかしら

尊敬する生命科学の研究者、中村桂子先生との対談本が世の中に出ました。

本の表紙
「わからないこと」に上手に向き合い、
だれもが毎日を生き生きと楽しめる未来のために——

新型コロナウイルスのパンデミック、地球温暖化、拡大する経済格差……。生き方を考え直さなければならないことが次々と起こる今、「生きもの」としての人間を根本から見つめなおしたい――。そんな思いから、生命誌の視点で人間を見つめてきた中村桂子と、在宅ホスピス医として数多くの看取りに立ち合ってきた内藤いづみが語り合います。38億年をかけて織りなされた地球のいのちのつながり、その中で人間はどこにいるのか。死にどのように向き合あうのか。「生きもの」としての人間がつくる社会はどのようなものか。一人ひとりの中にある「いのちの力」を信じ、今日から明日へと歩くために――。

著者より

尊敬する生命科学の研究者、中村桂子先生との対談本が世の中に出ました。
先生とのご縁は長く、山梨にも講演に来ていただきました。
38億年の生命の歴史を眺めることのできる中村先生のお話。
目の前の人のいのちの最期に向かいあう内藤いづみの話し。
ふたりの話しは中村先生の超絶!階段庭園で絡み合います。
コロナ禍の緩む合間にお会いできました。
半年の熟成を経て誕生した大切な対談本です。
この時だからこそ、ぜひお手にとってください。
内藤いづみ

~ゲノム研究から三八億年の生命のつながりを見つめてきた生命誌研究者と、四〇〇〇人以上の患者さんと向き合ってきた見取のホスピス医が語る「いのち」の話。~

ご感想

「人間がいきているってこういうことかしら?」
今だからこそのお二人の縦横無尽な対談「いのちの話」興味深く一気に拝読させて頂きました。
明るく楽しく難しい事も解りやすく本音で話して下さり、まるで素敵なお庭に一緒にいるような感じで楽しめました。
いづみ先生の看取りの思い出は、深く時間かけて「いのちを愛づる」からこそのいのちの言葉満載。
中村先生は、「どう生きるか」を探り続けてのいのちの言葉満載。
お二人共に長年実践してきたからこその説得力もあり、沢山の学びがありました。
書ききれないです。
お二人の真摯な「いのち」の向き合い方が温かく安心します。
自然は想定外だらけも、深く実感します。

「わからないことに上手に向き合うとはまさに自然に向き合っていくと言うことですね」といづみ先生の言葉に深く頷いていました。
いのちの力を信じ今を大切に生きていきます。
再度ゆっくり読みたいと思います。
(70代・女性)

地元山梨の新聞でもとり上げて頂きました