命の宿題みつけて~内藤いづみさん高校生向け冊子

2021年12月16日山梨日日新聞より

山梨日日新聞1216

在宅ホスピス医で甲府・ふじ内科クリニック院長の内藤いづみさんが、山梨県内の高校で行った講演内容を冊子「いのちに寄り添うケアから学んだこと」にまとめた。
人生の最期を支える仕事を通して感じている命への思いなどを伝えている。
内藤さんは人生について「誰もが宿題をもらって生まれてくる」と語る。
15歳のときに父親が亡くなり、母親の支えで志を貫くことができ今がある自身にとっては、命について語ることが宿題の一つと考えているという。
高校生に向けて「宿題が何かということにぜひ気づいて(中略)若さの力で一つ一つ乗り越えていって頂きたい」とエールを送っている。
苦難を乗り越えるために大切なのは「尊敬できる師匠を心の中に持つこと」。ホスピスケアを学んだイギリスで出会ったがん患者の最期なども紹介している。
冊子には講演会参加者の感想も掲載している。
「死は諦める合図ではなく、どうするかを考え、変え、決める進路変更だと思った」
「笑顔でいのちを終えられるようにすることは、いのちを大切にすることの本質なのかもしれない」
などの声が寄せられている。