メディア出演情報

TV出演のお知らせ「最期までいのちを支えるということ」

12月17日(金)20時~、Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」の特集「死をみつめて今を生きる~医師 内藤いづみ(65)」に出演します。

日時

12月17日(金)20:00~20:45が本放送
12月24日(金)11:00~11:45が再放送

Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」番組ホームページ

内容

このコロナ禍において、死について考えるようになった人も多いのではないか。今回は、在宅診療で看取りを行う内藤いづみ(65)医師にフォーカスをあて、死について、そして自分や家族の最期がどのようでありたいかについて考える。

内藤医師によれば、コロナ禍では、病院で抗がん剤を何度も打ちに通うなど積極的な治療をするより、早めに在宅医療に切り替え、最期を家で、という選択をする人が増えているという。
診察を短時間にし、希望があれば縁側など外で診察するなど感染対策に気をつけている。「会わない。話さない」という、人とのつながりが消失したことが患者にもダメージを与えやすくなっているので、会話をしなくても笑顔を見せ合う、手のゼスチャーで感謝の思いを伝えるなど、非言語のコミュニケーションを大切にするようになったという。

内藤医師は看取りの経験から、人々に、生きているうちから大切にしてほしいと思うことがある。自分を飾らないで本音で話せる関係の人を作っておくこと。1日の最後に感謝したことを書く習慣。「ああしておけばよかった、こう生きればよかった」という後悔を長期スパンで残すのではなく、「1日1日」解消し、感謝につなげていくこと。そして自然に触れること。
自分の力ではどうしようもないことがあり、自分の生命もそのひとつであると感じることにつながるという。