エッセイ 2013/07/10 fujinaika 梅雨の終わり 甲府盆地を北に抜けた町の日陰では、まだ紫陽花が咲いていた。 何十年もの樹齢?らしい。美しい存在感。 雨の少ない梅雨だったがそろそろ梅雨明け宣言。 紫陽花にはごめんね、とつぶやいた。 このお宅の床の間の掛け軸は、白雲洗心。 続きを読む
エッセイ 2013/07/01 fujinaika 永六輔さんとの対談 私の師匠、永六輔さんとの対談。 真剣勝負。 6月27日に早稲田大学の近くで対談をさせていただきました。 大切な二時間をいただきました。 知り合って20年近く。 永さんの人生も、私の人生も家族と、縁ある方々と共に、それぞれ 続きを読む
エッセイ 2013/05/08 fujinaika 母への伝言 誰でも母と自分の最初の思い出があると思う。 私も思い出すひとこまがある。 4歳の頃だろうか。冬だった。 その頃母は、新装開店した食料品店が忙しくて、一緒にご飯を食べる暇もなかった。 私はそのお店に行って母の仕事が終わるの 続きを読む