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最期まで家族と触れ合いを

111028_02.jpg2011年10月14日 十勝毎日新聞より
在宅ホスピス医の内藤いづみさん(甲府・ふじ内科クリニック院長)を迎えた講演会「いのちのあいうえお」(ばらのおうち文庫主催)が10日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。在宅で人生の終末期を迎えた末期がん患者と家族との触れ合いを紹介し、命の尊厳などを伝えた。


 内藤さんは、死期を告知された人の、残りの人生を支えるのがホスピスケアと定義付けた上で、「人間には『生きたい』『学びたい』『仲間になりたい』という3つの本能がある。患者に寄り添いこうした声に耳を傾けるのがホスピスの仕事」と語った。
 自身がかかわった末期がん患者の多くが、残りの人生で好きなことを続け、笑顔で最期を迎えたエピソードも紹介。「病院でたくさんの管につながれるか、自分の家で家族や友人に囲まれて最後を迎えるか。皆さんはどちらを選ぶでしょう」と会場に問い掛けた。
 「私か触れ合った患者たちは、自宅で家族と笑い、泣き、喜ぶことができた。最後まで暮らしがあり、家族に『ありがとう』も言えた」と伝えた。
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 講演には約350人が来場。独自のユーモアを交えた
内藤さんの話や、ワークショップ、詩の朗読などを通じ、終末期の生き方について思いをめぐらせた。
(杉原尚勝様・文)