講演のお知らせ

お知らせ「ホスピス 在宅ケア 研究会やまなし」

皆さま、いかがおすごしですか?
新型コロナ肺炎のニュースが一番先で、毎朝、毎夜、刻一刻日本中、世界中の情勢が伝えられています。

2月中旬の栃木県真岡市での講演が最後に、私の講演会はほとんどが中止になりました。
今年いっぱいは講演はできないと覚悟しています。
希望の灯に、来年の2月と3月は依頼を受けました。

いのちの学びを続けてきた仲間たち。
「ホスピス、在宅ケア研究会 やまなし」
毎年、珠玉の講師もお招きしました。
青森の佐藤初女さん、渡辺和子シスター、鈴木秀子シスター、内田麟太郎さん、中村桂子さん、そうです!我が師匠、永六輔さん!!は何度も甲府にきてくださいました。音楽家たちもお手伝いくださいました。
フォーク歌手の小林啓子さん、チャンティーさん、ピアニストの古屋かおりさん。
小さな学習会もたくさんしました。八ヶ岳でのホスピス学校も楽しかったです。
いのちはそばに行って、ともに語り、見つめ合い、ぎゅっと抱きしめないとわからない。
そんな思いで、たくさんのいのちの学びの機会を持ってきました。

今年は、世界を、地域を走り抜き、今はタイと京都を拠点とするお坊さん、友人の高橋卓志さんを、5月にお招きして、甲府でホスピス学校を開催の予定でした。
2月にはタイから一時帰国の高橋さんを静岡で捕まえて(笑)打ち合わせをしました。

親友の編集者は長野から合流。何とも私たちらしい楽しい打ち合わせ会でした。
その頃、新型コロナ肺炎の流行は世界で始まっていました。

今の状況は皆様も体験中のことです。
私は医療者ですので、感染症の防御を学び直しつつ、毎日緊張して働いています。
もちろんこの間、在宅での平和な看取りもお手伝いしました。
施設や入院していたら、面会も十分できないお別れになっただろう、と話しつつ。
ご家族は納得して一生懸命いのちに寄り添ってくださいました。

今年の情勢から、ホスピス学校は中止にいたします。来年の開催を目指します。
他の活動も、ほぼ休止になりますが、情報発信は続けていきます。
私はこのホームページを大いに活用したいと思っています。
どうぞ、お訪ねくださいね。
そして、感想をお寄せください。人に会う機会も減った今、ぜひ、大切な繋がりをご確認いただきたいと思います。私たちは一人ではない、ということを。
どうぞ、肝を据えて、冷静にお過ごしくださいね。
そして時には、自分にご褒美を!
私は街角で、美味しいジェラートを食べました。うーん、幸せなり。

苺ジェラート

では、また。
内藤いづみ