ホスピス記事

一粒の麦の種撒き

4月、5月は力のいる日々でした。看取り、大正大学の授業、講演会の主催、セミナーでの講義など。ホームページへの報告も遅れました。

今まで、近くでじっくりお話を伺えなかった、市原美穂さんや秋山正子さんにお会いできたのは嬉しいことでした。
おふたりとも私の在宅ホスピスケアの啓発、実践と同じ時期に全国的展開で頑張ってきた素晴らしい女性達です。多くの方々が影響をうけ、各地で活動しています。
私自身は、ひたすら一粒の麦の種撒きだと、お二人の精力的な活動を拝見して再認識しました。
各々の個性と、お役目なんですね。大きな目的は同じ響きを持っていますが。

セミナーの内容です


市原さんは、宮崎かあさんの家の活動展開。日本財団の援助による東京でのセミナー
に招いてくださいました。
わたしはホスピスの歴史と在宅ホスピスケアの始まりを講義。セミナーのトップバッター。
秋山正子さんは長年在宅ケアを実践。高齢化の進む団地に町の保健室を作り、それがその後のがん相談の場所、マギーズ 東京へ繋がります。
マギーというイギリスの末期がん患者の思いが、世界に広がっています。

それは80年代に始まったイギリスでのホスピスムーブメントをわたしに思い出させました。
ホスピスの理念は、今の緩和ケア病棟の展開の中にはあまり息づいていない?
医療からのいのちの解放だったのに、今は医療に取り込まれ、硬直化しているようにわたしは感じています。
それの再構築かな、と。イギリスという国はやはり大したもんだ、と少し鼻が高いです。マギーズ 東京は豊洲にあります。
色々な方のアイデアと善意と若い世代のエネルギーと老年者の知恵が花咲いた場所。
日本人だって、大したもんです。

秋山正子さんとは大阪のセミナーでお会いしました。
懇談会では、有名な長尾医師とも合流。
福部節子理学療法士とも再会。本当にみなさん、ユニークで頑張る方々です。
わたしは大阪の後、京都へ移動。
龍谷大学とのご縁です。

怒濤のような5月。その区切りは京都どす(笑)
松本の神宮寺で長年誰にも真似できない、活動を続けてきた高橋卓司元!住職。
彼はまた誰にも真似できない寺からの卒業を成し遂げ、数日前から京都の住人に。
鎌田實先生と3人で創ったホスピス最期の輝きという本。
25年前のこと。今思っても画期的だった。
3人がそれぞれ頑張った25年の歴史。
私は大正大学、高橋さんは龍谷大学で教鞭をとっている。
まずは龍谷大学へ。そして互いの馴染みの宿、先斗ぽんと町の三福で対談。
これが本に繋がりますように。
鴨川のほとり。
外では観光客のざわめき。お互いの学びの道は続く。
神様の計らいか、札幌のばらのお家の高橋さんたちと合流できた。
少しお楽しみも。京料理とすれ違う舞妓さん芸妓さん達のあで姿。
うーん、京都は特別どすなあ。


これは先斗町の狭い路地ならでは。
今、ちょうど鴨川踊りの真っ最中でした。
演目は何と、シェークスピアの真夏の夜の夢。やりますなあ。


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