いのちは繋がっていく

爽やかな朝です。二ヶ月ほど関わらせていただいた50代の女性が未明に旅たちました。

その間の道のりは難所、胸突き八丁など厳しさもありました。当事者のお二人より、主治医の私のほうが息があがる時も。ホスピスケアをいくら重ねても慣れるということはありません。
馴れるとは、とんでもないこと。最期まで忍耐と冷静な観察と暖かい手。
訪問看護師たちのケアのたしかさに脱帽です。患者さんの安らかな旅たちのお顔をみてホッとしました。良かった。お役にたてた、と。大泣きしたあと、落ち着いた14歳の娘さんが庭にでて花束をつくりお母さんの胸にそっと乗せました。みんな、生きていく。与えられた寿命をしっかり噛み締めながら。