今日のつぶやき

佐藤初女さんと

101013_04.jpg10月11日に甲府で講演してくださる佐藤初女さんの前夜の交流会に参加させていただいた。
主催者はほたるの家の木村夫妻。
お元気で明るく力強い初女さんは健在で安心しました。


初女さんの最近の講演会にはたくさんの若者たちが参加するそうです。
彼らが何を求めているのか、時代の断面を感じさせられます。
佐藤初女さんは、龍村仁監督の映画「ガイアシンフォニー第2番」で脚光をあび、母親像の希望として全国の老若男女から慕われています。
森のイスキアには心身の苦しみを抱えた人が訪れ、心を込めて握られたおむすびに癒されて帰っていきます。
私はご縁があり、対談を「あなたがいてくれる」におさめさせていただきました。
10月11日の甲府での講演の感想を参加者からいただきましたので紹介いたします。


おいしい、と思うことから訪問者の心が開く、命をいただく、病気になって薬を飲むが治らない、薬では病気は治らない、そういう人に美味しい食べ物を食べることによって感謝する心が生まれる、いろいろな病気が治る。
「今を生きる」をテーマにはじめは
一緒に食べることが命をいただくこと、正しく食べていることが重要。
一緒に食べることで命をいただくその共感の中で訪ねてくる人の言葉を聴いてあげる事で信頼ができ、話し始める。
話を聞いてあげると自ら答えを見つける。
おにぎりが自殺志願の青年を救ったと言う逸話。帰りに持たせてもらったおにぎりを見て、こんな自分のためにこんなにしてくれたことに気づき目覚めた。
神様はいつ働いてくれるかわからないので、変わらない心で接することが大切です。
認知症の人がおにぎりをちぎらずに欲しいと言い、1つを全部食べて帰りにはおんぶせずに帰り、2年前に亡くなった姉の名前を呼んで「暫くだね」と言った。その姉の姿を見ていたのではないか?
認知症にも良い効果。
おにぎりはどんな作り方?
ごはんの1粒1粒が呼吸できるような握り方。
ゆれる、太い幹がしっかりとしていれば枝葉は揺れても良い、揺れる時に成長するのだ。
若い時に揺れるのは悪いことではない。
先のことは一寸先もわからない、それを計画してもその通りにはならないことが多い、今を大切に精一杯生きることの大切さ。
子どもの芽をつまぬよう、その芽を育てるよう、夢を持つと足元が不安定になる。子どもの将来に大人が期待を持って、プレッシャーをかけると子どもが苦しんでしまう。子どもは先生や親には言えない。
子どもは元気に育てば良い花が咲くよう育てる。
野菜の煮物にたとえ、煮物は7分くらい煮えたところで火を止め、しばらくすると味がしみるので、その後で煮ると美味しく仕上がる。
美味しくなったものを喜んで食べると作った人にも喜びが伝わる。
外人が来ても、日本食でもてなせば喜んで食べてくれる。
子どもの教育でも一緒にご飯を食べる、一緒に味噌作りも良い。
七輪で一緒に魚を焼いて食べる。
そういうところから通じていく。
行動が大事です。
野菜をいかに美味しくいただくか、特に緑の野菜はゆがいていると最も美しい緑になる瞬間に火をとめて冷ますと最も美味しい味になる。決して茹でてはいけない。歯ごたえのある美味しい野菜の味。
美味しい野菜の命が体に入って命がつながれる。
こだわり、私は食べることによる生命力のようなもの、神とはいいませんでしたが、まさに神に感謝していただくものに生命は宿るとおっしゃったのではないでしょうか。
そのためにはいただいた生命の味を最も美味しい状態でいただくべきである。
野菜の湯がき方、お母さんの心、何ごとも丁寧に心から行う。
自分の幸せでなく、家族の幸せを考える。
お母さんの心が全てを解決するように思う。
全ての問題を解決できる「お母さんの心」耐えがたきを耐える包容力。
実践することが大切。
相談ごとも、相手の勢いが強い時は、しばらく様子を見て、落ち着いてから話すと、膠着した話も進む。
さらに展開して「弱きものは幸いなり」という言葉の話になり、神様はどこで働いてくれるか分からない。変わらない心で。
悪い人になりたい人はいない。