講演のお知らせ

開催報告 2009年10月4日 清里

10月4日に開催された清里での稲垣さんのピアノコンサートとホスピスの講演会のコラボレーションは今回で4回目となりました。主催担当の山下明子さんからのレポートにて開催の報告をさせて頂きます。


091008_01.jpg秋晴れの10月最初の日曜日、10月5日。今回で4回目になる稲垣さんのピアノコンサートと内藤先生のホスピス講演会の欲張り企画。しかも、清里の萌木の村・オルゴール館での開催。(日本ホスピス在宅ケア研究会山梨支部主催)。萌木の村からの協力なサポーターが出現。心配無用とばかりに着々と準備は進められた。萌木のスタッフのホスピタリティは嬉しいほどすごい!
一部のピアノコンサートは静かな、世界でも有数な歴史あるオルゴールに囲まれたホールに繊細な音色が響く。研ぎ澄まされた音は心穏やかにさせてくれる。人柄を知れば知るほどに共鳴してくるのかもしれない。水・土・木・月・・・「音を魂で受け止めて」内藤先生の言葉にも頷けた。二部の講演。初めて参加された方も多く、ちょっと構えていた様子が、たちまちいづみワールドに吸い込まれ、泣いたり、笑ったり・・・。
きっと大切な人との思い出と重ねていたのだろう。こういう時間っていいなーって思う。ご夫婦で参加された方も多く、これも素敵なこと。

091008_02.jpgティータイムは毎回好評。ケーキバイキングじゃないよ!と声を掛けるほどたくさんのお菓子が取り揃った。会員手作りのお菓子、大学いも、こんにゃく・・・皆幸せ顔のひととき。
岡部流家元の野々花の生け花には、舩木社長も絶賛!
「これいいよぉ~もらいてぇー」とそのまま置き土産に・・・。
こんな嬉しいことはない。だからこのホスピスのイベントは止められない。
ホスピスって何だろうと思った時、“人とのつながり”だとつくづく教えられた。思いがあればこそ人は集まるんだと。
今回も素敵な方々に出会えたことに感謝。やっぱり止められない。皆様に感謝。
清里はおもしろい!!
土地の持つエネルギーなのだろう。現代の清里の創始者ポール・ラッシュ氏の言葉“全力を尽くせ、そして一流であれ”を地でいく人たちが集まった。ポール氏のニンマリした顔がそこにある気がした。
P.S1 稲垣氏の行く所にピアノあり。宿泊したホテルのダイニングに、ドライブに行った八ヶ岳音楽堂のホールに。ホテルでは、即弾いてしまった。
P.S2 今朝、外来に来た素敵な魔女。昨日の話をしながら
「内藤先生がおっしゃっていた4人・・・ね。(いのちを支えるネットワーク)
1人目 山下さん(えっー!!)。2人目 訪問ナース。3人目と4人目がね・・・いないのよ~、ご飯作れる人・・・。」
だから、魔女なんだぁー
(清里日記2009 主催担当者 山下明子様より)
内藤いづみより 御礼の言葉にかえて・・・
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木曜、金曜と広島に出張だったので、日曜日の朝はさすがに体力的にくたびれを感じました。しかし、心のエネルギーが充満するように努めて出発。秋の気配の清里の萌木の村の温かなサポートで、全てつつがなく進行できました。心より感謝申し上げます。ホスピスを学ぶ仲間のサポートにも感謝です。
オルゴール館の会場には、家族を看取った方々、患者さん本人、素敵なシルバー世代の夫妻、ボランティアの方々、中学生とお母さん、など色々な方がいらして下さった。「死もいのちの一部」私のメッセージを稲垣さんの弾くいのちの響きの後、しっかり伝えさせて頂きました。
また来年も!