花々のリレー始まる

疾風怒涛の３月でした。
講演も会議も年度末でたくさんありました。


月末ギリギリにご縁ができたＳさん８８才。
がんが見つかった時にすでに余命厳しい状態で、ご家族は呆然としました。
仲良しのご家族。
目前の別れは想像を超えたつらさでした。
ご本人は毅然と家で過ごしたいと希望を伝えましたから、家族の奮闘が始まりました。
私とは短いご縁でしたが、家族が力を合わせ旅立ちに向かいあえました。
何とかお役にたててほっとしました。
いのちは不思議なものだから、最後までどんな展開になるのかよめないのです。
マニュアル対応はできません。春の風のように、香り高く旅立ったＳさんでした。

昨日は厚生労働省でのがん対策推進協議会へ参加。
さすがの私でも緊張する大会議ですが、在宅ケアを実践する仲間たちの声を届けるべく毎回頑張ったつもりです。
私の声が国の方針決定に小さくても届いたら嬉しいです。
甲府盆地は花々のリレーが始まりました。
さくらからすももへ。
白いすももの花は甘酸っぱい香りがします。
運転手は絶景によそ見注意です。