講演のお知らせ

2008年7月29日 山梨

日本財団より助成をいただき、下記の予定で在宅ホスピスケアセミナーを開催いたします。


在宅ホスピスケアセミナーのお知らせ
日本ホスピス在宅ケア研究会山梨支部 第1回   
日時:
2008年7月29日(火)午後6時~8時    
場所:
山梨県立文学館:研修室にて
〒400-0065 甲府市貢川一丁目5-35  
TEL 055-235-8080
会場へのアクセス
(中央自動車道甲府昭和ICから)
料金所を昇仙峡・湯村方面へ出、200m先左折
徳行立体南交差点左折
アルプス通りを約2km走り、貢川(くがわ)交番前交差点左折
国道52号線を韮崎方面約1km左側。
(JR中央線甲府駅から)
南口6番線・山梨交通バスのりばから貢川団地行、芦安(あしやす)行、社会福祉村行、大草(おおくさ)経由韮崎駅行、竜王(りゅうおう)経由敷島営業所行のいずれかで「山梨県立文学館東」または「山梨県立美術館前」下車。
講師:
・アルフォンス・デーケン博士(上智大学名誉教授)
日本における”死への準備教育”の創始者。老いや死をタブー視しがちな日本社会に、悲嘆教育(グリーフ・エデュケーション)の大切さを提起し続け、終末期医療や尊厳死の問題にも早くから取り組みユーモア教育の必要性を提唱するなど、その先駆性は内外から高い評価を得ている。より人間らしく生きるために、死を正面視する新しい文化の創造も唱えている。
著書:『死とどう向き合うか』NHKライブラリー、『ユーモアは老いと死の妙薬』講談社など多数
・内藤いづみ(ふじ内科クリニック院長)
イギリスのプリンス・オブ・ウェールズ・ホスピスで研鑽を積み、依頼20年以上ホスピスケアに取り組んでいる。在宅ホスピス医。著書:『「いのち」の話がしたい』 佼正出版、『最高に幸せな生き方 死の迎え方』講談社など多数。
・細川泰博さん(薬剤師)
全国の医療者に癌疼痛緩和の知識を伝え続ける、旅するスペシャリスト薬剤師。内藤医師の友人。
参加費:
資料代 1,000円
◎申込み・お問い合わせ◎
郵便番号・住所・氏名・職業・電話番号・メールアドレス・Fax番号等を明記してお申し込みください。
EmailまたはFax(055-252-4811)
件名に「○/○(日付)ホスピスケアセミナー」とお書きください
現在、日本において、緩和ケアが急速に浸透してきたことは喜ばしい事ですが、”ホスピス”の心と哲学の学びが乏しいように感じてなりません。
医療者自身のメメントモリ(死を想え)や、いのちを支える意味での気付きと再確認なくして、看取りの場での充分な働きはできないのでは、と思っています。
まさにその学びこそが、ホスピスケアで働くものたちを支え、燃え尽き症候群を防ぐひとつの対策になり得ると思います。
ホスピスの原点に立ち戻るために、今回は日本でのいのちの分野の最高峰の講師の先生方が奉仕の心で甲府においでくださり、大切なメッセージを伝えてくださいます。
どの回にも  Heart ( 心 )
        Hand ( 実践力 )
        Head ( 知識 )
という ”3つのH” を、3人の講師がそれぞれ担当するユニークな講演会となります。
対象は、主として医療関係者ですが、お席に空きがあればホスピスケアに興味のある一般の方も可です。
どうぞご参加下さい。     
第2回以降の開催スケジュール(予定)です。
9月27日(土)午後1時~4時
井上ウィマラさん(高野山大学 スピリチュアルケア学科 准教授)
小宮山照美さん(元諏訪中央病院緩和ケア病棟看護師長)
内藤いづみ(在宅ホスピス医)
10月1日(水)午後6時~8時
鎌田實さん(諏訪中央病院名誉院長)特別講演予定
10月27日(月)午後6時~8時
鈴木秀子シスター(聖心女子大学教授・国際コミュニオン学会名誉会長)
鈴木勉さん(星薬科大学教授)
内藤いづみ(在宅ホスピス医)
主催:日本ホスピス・在宅ケア研究会山梨支部 (代表:内藤いづみ)