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最期まで家族、友と

2014年4月20日北海道新聞より
末期がん患者らの療養を自宅で行う在宅ホスピスに取り組む甲府市の医師、内藤いづみさんの講演会が19日、帯広市内で開かれた。

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内藤さんは「本当に人を助けることができるのは、そばにいて手と手をつなげる人だ」と、家族や友人らとともに最期まで生きることの大切さを訴えた。
市内で北斗病院を運営する社会医療法人北斗が主催した。内藤さんは「息子に1回でも多く『行つてらっしやい』『お帰りなさい』と言いたい』と在宅ホスピスを選んだ40代女性など、20年間にみとってきた患者を写真とともに紹介。「これ以上は治療できないという時、自分なら何をしたいか考えてみてください」と呼びかけた。

また、『ホスピスケアでは、『患者や家族のことを忘れませんよ』という付き合いをしなければならない」と述べ、患者らの気持ちに寄り添う医療の必要性を強調した。