開催報告

開催報告 2025年5月18日 甲府

2025年5月18日、甲府に鈴木秀子シスターをお招きして、お話と内藤いづみとの対談を催しました。満席でした。

講演の様子
会場は今年4月オープンの花小路にある木の香り漂う「こうふ亀屋座」です。

鈴木秀子シスター
鈴木秀子シスターは今年93才。
かくしゃくたる歩行を保ち機嫌のよいさわやかな温かい笑顔を絶やさない方です。

シスターは世界中の方々に慕われて死にゆく方のそばに寄り添って下さり、
″死ぬことは怖くない、今を生きぬいていくことの大切さ″
を長年伝えてくださっています。
御本人も、自身の臨死体験を経て「自らの使命を胸に刻んだ」とおっしゃっています。
どうぞシスターの著書をお読みくださいませ。

鈴木秀子シスターと内藤いづみの対談
他者のために、自分の時間や大切なものをささげて奉仕する働きは(私たちのホスピスケアも含めて)最も貴いことだ、ときいた時、自分の顔をちぎって困る人に与えるアンパンマンを思い出しました。

アンパンマンの作者 やなせたかしさんもまた、素晴らしいいのちのメッセージを全世代に伝えている、と改めて思いました。
しかし、アンパンマンの世界ではすぐに顔を焼いて補充してくれるジャムおじさんがいますが、
ホスピスケアに携わる私たちは、どう自分たちをケアするか貴い仕事を続けていくために考えなくては…と感じました。それはまたこの次に。

講演会オフショット
シスターは、花小路を大いに楽しんで下さり、一緒にアイスクリームを女子学生のようにワクワクしながらいただきました。

クリスマスローズなど、みなさんの持ち寄ったバザーも完売となりました。
前座で懐かしく素敵な歌を披露してくれた「月と堀」デュオにも感謝です。着物姿も素敵でした。
4人の写真

この会の運営に尽力してくれた仲間たちに心より感謝をささげます。

集合写真