エッセイ

みーちゃん

みーちゃんは推定100歳の猫です。

猫
階段の登り下りを痛そうな姿ですが毎日何回もしています。
耳は難聴気味。よく寝ます。
少食ですが、キチンと食べます。良い主治医(獣医)さんがいて2ヶ月に
一回は定期検診に行きます。
つかず離れず、私たちのよき友です。

さて、私の本は身近でもじわじわ広がっています。
外来の診察を終わった患者さんがいそいそと買ってくださいます。
(決して押し付けてはいません)
私もニコニコとサインをさせていただいています。
「やっと、本を読む気持ちになりました。余裕が出たのかしら?」
などとおっしゃる方もいます。
コロナ禍の緊張はかなりのものでした。ワクチン接種3回目もすぎてほっとなさった方も多いですね。

私の新刊は15歳から90歳までの読者を得ました!と昨日編集者に自慢して報告しました。
しかし本日記録更新!なんと101歳の患者さんが外来にいらして、
「先生、読みましたよ。良いご本です!」と。
わあー、何というありがたいことでしょう。

そして、この方の命の日々を見守っていく役目をいただきました。