最期のときを家族と いのちの輪郭
数年前からいくつかの大学の教養学部で、若者に「死生学」を講義している。 「死」という字が入っているだけで、暗く怖いイメージを抱かれがちだが、彼らは私の子供と同世代。何となく相手の心切愁内が分かる気がして、私もおせっかいな
続きを読む山梨のふじ内科クリニック院長のホームページ。
数年前からいくつかの大学の教養学部で、若者に「死生学」を講義している。 「死」という字が入っているだけで、暗く怖いイメージを抱かれがちだが、彼らは私の子供と同世代。何となく相手の心切愁内が分かる気がして、私もおせっかいな
続きを読むダンディーな山下勉さん(58)=仮名の膵臓がんの病状が深刻になってきた。腸閉塞の傾向があって、食事はなるべく軟らかいものに限られて味気なく、本人も不満そうだった。 意地悪な主治医の私は、診察の合間に「今、何が食べたいです
続きを読む「死も命の一部」もしくは「生も暮らしの一部」。そう感じたときに、病人も家族も恐れから解放され、命のエネルギーを回復するのではないかと思っている。
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