今日のつぶやき

内田麟太郎さんのブログより

詩人・絵詞作家の内田麟太郎さんが、ご自身のブログに本の感想を載せてくださいました。こんなことばをいただいて、とても嬉しく思いました。

<内田さんのブログより>
内藤いづみさんは、大切な人の最後を家で看取ることを助ける医者(在宅ホスピス医)の、この国での草分けのような方です。私と、たかすかずみさんの絵本『なきすぎてはいけない』(岩崎書店)のご縁で、お友達の一人にさせて頂きました。

これまでも何冊か内藤さんの本を読ませて頂きましたが(いずれも最後の看取りの本でありながら)、いつも明るく澄んだ気持ちにさせられます。それはあたたかさといってもいいものです。

妻が逝くときは家で看取ってあげたいという気持ちが、自然に湧いてきます。また、自分も家族に「ありがとう」「幸せだったよ」といいながら、最後の別れをしようとこころがさだまってきます。それがどこにも無理はありません。また覚悟というほど改まったものでもありません。だれにでも出来ることとしてそこにあります。

本で語られている逝った人も看取った人も、ふつうのひとです(この「ふつう」というのは、ややこしいところがありますが)。英雄でも有名人でもなく、あなたや私です。そしてすばらしい最後を見せてくださった方です。死に恐怖や不安をお持ちの方にもおすすめします。

少年

ゆうぐれどき
町は空にうかんでいる

だれもしらないけれど

ただやさしいきもちになり
おもいだしている

なつかしいひとを
空にうかんでいた少年を  

詩人・絵詞作家の内田麟太郎さんのブログ
2019年2月17日掲載より


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