今日のつぶやき

道祖神祭り展

今年初めの博物館めぐり。甲府の中心街で明治の初めまで賑やかに繰り広げられた道祖神祭り。


各町でその華麗さを競いあったという~大きな幕絵が張り巡らされた。
その数何百枚。
江戸の有名な浮世絵師~広重などが時代の風物詩を幕絵に描いている。
豊かな商家が潤沢に資金を提供した~1月14日の宵まつり。
そのにぎわいと歓声と幻想的な提灯が辻を行き交う一夜の祭り。
そんな文化が甲府にあった。
明治五年に政府によって禁止され、その記憶も埋もれていた。
甲府の空襲で祭りの道具も幕絵もほとんど焼失したが、近年奇跡的に祭りの道具が発見され今回の展覧会となったという。
江戸の空気に触れる展覧会でした。


祭りの道具 四袁しえん


四袁


龍の飾りもの


朱雀


獅子頭

山梨県立博物館の道祖神祭りリンク