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開催報告 2010年1月28日 東京

100201_01.jpgポレポレ坐には二度目。話す人と聴く人の距離が近く、親密で濃い時間
を予感させる空間だ。
冗談で昔のパリの芝居小屋とか私は言ったが、実は幼い頃私の育った田舎にも芝居小屋があり、祖母とよく通った。


そんな原始体験が蘇ったのかもしれない。28日は祝い島の年寄り達の生活の様子が映し出された。奇跡のように残っている、自然からの幸の豊さ。感謝の思いの深さ。それが破壊されるのを年寄り達は許せない。
静かにそしてたくましく原子力発電所建設反対運動を30年近く続けている。昨年の夏に実際に私も祝い島に行かせてもらったことを今改めて感謝する。
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(東京、東中野のネコヤナギ)
いのちは触れないとわからない。いのちのあの時は一度しかないから。
奮闘するはなぶさ監督に心よりエールを送ります。
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ご来場者からの感想
7割を超える島民が、じいちゃんやばあちゃんだというのは驚きだった。島に最後の時まで生きたいというのは、切実な願いだろう。昔ならば願うまでもない当たり前のこと、それぞれの地域に生きて死んでいくことが、祝い島に限らず、なぜこんなにも難しくなってしまったのだろうか。生活は豊かになったはずなのに…。
私の家にも年老いた家族がいる。日々変化していく彼女の様子は、中々に面白い時もあり、ため息が出ることも怒りや不安が込み上げてくることもある。祖父二人は既にこの世にないが、死を間近に見たことはない。一人は幼い頃に亡くなったため“死”や“病”から遠ざけられ、一人は遠方に私がいたため間に合わなかった。今始めて間近に、人の人生の流れを見ている。
私が暮らす山あいの地域でも、家族間や隣・近所の関係は少しずつ変化している。自ら望まない限り、老・病・死を必然のものとして知ることはない。未知なものに興味を持つか、恐怖を抱くか。できるなら、子供のような好奇心と生きる覚悟を持っていたい。同じ場面もユーモアの心とやわらかな視点でいかようのも変わってくる。お二人の対談を聞いて、そんな思いを新たにした。
変わってしまった世界を元に戻すことはできないし、変わっていくのが当然。元に戻すのでは甲斐がない。いろいろな人が暖か~く繋がっていける世界にしていけるといいなと思う。その一端になれたらいいなと思う。


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