講演のお知らせ

講演開催報告(2006年10月28日山口県下松市)


NPO法人周南いのちを考える会様主催の講演会
「あなたが一番いたい場所」~「ありがとう」と「さよなら」がひとつになる時~
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平成18年10月28日(土)、山口県下松市のスターピアくだまつ大ホールにて開催、たくさんの方々にお集まり頂きました。感謝!



主催者「NPO法人 周南いのちを考える会」代表の前川育様より
私は今、心地よい余韻にひたっています。内藤先生の温かく優しい声、そして切れ味の良いお話の内容、今回も感動いたしました。内藤先生のように爽やかな生き方をお手本にしたいと心から思っています。
 死を前にした患者さんとのユーモアを交えた会話、自信を持って優しい気持ちで患者さんに向き合っていらっしゃるお姿に、「日本にこんな素晴らしい女医さんが!」と、本当に目から鱗です。
笑顔で「さよなら」と「ありがとう」を言えるように、「今の生き方を考える」という種を、私たちの住む街に蒔いていただいたことを心から感謝申し上げます。尚、今回、いろいろなことを学ばせていただきました。
 ☆人に対しての誠実さ
 ☆人との垣根の無さ
 ☆患者さんに対する愛
 ☆明るくユーモアを忘れない
 ☆気配り・感謝の心
 ☆医療に対する厳しい目
 ☆がんの痛みはとれるということ
内藤先生に看取られたいという方が多いと聞きますが、私ももちろんです♪(遠くて残念です)
お忙しい毎日と思いますが、これからも“患者の希望の星”でいて下さい又、お目にかかれる日を楽しみにしています。
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参加された方々からの声
行って良かった!講演会のことを教えてくださって、ありがとう。
内藤先生のようなお医者様が増えるといいね。
1時間半があっという間だった。もっと聴きたかった。
自分の教えている看護学校の学生にも聴かせたかった。

すばらしいお話をありがとうございます。乳がんの再発患者です。内藤先生のようなすばらしい先生と最期を過ごすことのできる患者さんが羨ましいです。

生命を考えるという重たい課題ですが、ユーモアのある真摯なエピソードを伺って、心が温かくなりました。

今しか撮れない写真を撮るということは、今を一生懸命、大切にすることだと感じました。とても良い講演会でした。ありがとうございます。

亡くなられた方々の写真はどれも素晴らしい笑顔で、本当に幸せそうに感じました。目の前の日常が幸せだと感じることは滅多に無いことだと思います。

今日のお話をお聴きして、技術に頼るだけの看護ではなく、患者様の気持ちやニ-ドを考えるホスピスに関心を持ちました。ありがとうございました。

妹がホスピスで亡くなって3年、この間辛くて周南いのちを考える会への参加は見合わせていましたが、今日、内藤先生のお話を伺って、いつまでも引きずっていては妹も悲しむと思った。ホスピスの素晴らしい環境の中で感謝して亡くなった妹をみているので、どうしても、この地にホスピスを作って欲しいと強く思います。

ステキなお話に、とても感動しました。
1. 他人の幸せと比べない
2. 他人のせいにしない
3. 欲張らない
このことを胸に、前向きに生きていこうと思いました。ありがとうございました。
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当日のボランティアスタッフの皆様からのお話
サイン会では、みなさん感激された様子で、「勇気をいただきました」「元気をもらいました」と、とても喜んでおられました。最近ご家族の方を亡くされた方もあって、思い出されて涙される方もありました。
一人一人に声をかけながら、しっかり話を聞いてあげられ、こんな感じで、日々、患者さんと接しておられるのかなと、日常の一端をのぞかせていただいたような気がしました。
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昨年も来てくれた夫のいとこが、良かったからと今年は6人の友だちを誘ってくれ「いいお話でしたよ。来年も是非行きたい」そうです。「心が満たされました。」と友人から電話がありました。
内藤先生のやさしさ、あたたかさ、そしてたのもしさが伝わってきた講演会でした。ありがとうございました。