講演告知

市民のためのホスピスケア講座にて

11月23日(火)10:30~12:00、山口県周南市 周南総合庁舎さくらホールにて、講演を行いました。「NPO法人 周南いのちを考える会」様からのレポートで、会の様子をお伝えします。


周南いのちを考える会は瀬戸内海に面した静かな町にあります。
2001年に発足し、講演会やボランティア活動を行い、いのちの大切さを考えてきました。
さて、今年度の活動の一つ、「市民のためのホスピスケア講座(全5回)」の最終回に内藤いづみ先生をお招きしました。この日は朝から澄み切った青空が広がり、昨日の雨模様がうそのようでした。内藤先生のパワーが山梨からやってきたようでした。
ホスピスケア講座には毎回100名ほどの方が受講されていますが、年齢層は少し高めです。
健康で長生きするための条件を厚労省は、血管・骨・内臓を元気にすることだと言っているそうですが、内藤先生はその他に仲間の力と死生観が大切だと話されました。
私たちの地域でも高齢者の独り暮らしやご夫婦二人の世帯が増えてきています。家族が最後を看取れるとは限りません。仲間の力を結集できることがこれからの生活に安心を与えるのでしょうね。
内藤先生もお母様にリビングウィルを書いてもらえるまで3年かかったと言われていましたが、健康なときにこそ、最後をどう迎えたいか家族や仲間に伝えておくことが大切だと感じました。
 後半は内藤先生が在宅で看取られた方々のDVDを見せていただきました。印象に残ったのは、治療のためたくさんの管が入り、ベッドから動けない状態の患者さんが先生のささやき(悪魔の?)で退院され、在宅で人間らしい生活を送られた映像でした。予後はだれにもわかりません。
しかし、ご本人もご家族もがんの痛みや苦痛を取り除いていただける内藤先生がおられることでとても安心だったと思います。「家」は予後が短いと宣告された方でさえ、生きる力を与えるのでしょうか、不思議です。
がんになっても、障害を受けても最後まで希望をもつこと、そして一生に一度しか体験できない自分の死をポジティブに受け止めてという内藤先生の言葉に本当にそうだなと思いました。
最後に“泣きすぎてはいけない”という詩の朗読がありました相手を思いやる優しさ、いのちの受け渡しが日常生活の中から普段の言葉に込められていました。


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