今日のつぶやき

今日のつぶやき 2008年9月27日

9月27日は、自分の主催する在宅ホスピスケアのセミナーで午後を過ごした。


約80名の参加。
ひとり目は、諏訪中央病院の元緩和ケア病棟師長の小宮山さんのお話。
緩和ケア病棟で出会った患者さんのお話は、どれも大切な輝くいのちの思い出として私たちの胸に響いた。
人生の最期の日々を、彼女たちに丁寧にケアされた方々はお幸せだったなぁ、と参加者一同感じ入った。
実は丁度10年前、小宮山さんによくお世話になった。
連携しながら奥様を在宅で看取った長田さん(70代)が、立ち上がって思い出を語って下さった。
諏訪中央病院緩和ケアチームと私たちの在宅ケアチームが、一生懸命大切なひとつのいのちの最期を支えたことを、改めて長田さんが伝えて下さった。
いつも必死で仕事をしてきたけれど、細かいことは忘れてしまった10年前も、長田さんからのお話で、何とか頑張っていたことが分かり安堵し、心の中で仲間に感謝した。
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(写真提供:いけだねっと深澤さまより)
その他は、藤森さんのアロマセラピーのお話。
私の脚本による、外来風景の寸劇『真実に向かい合う』。
井上ウィマラさんによる、スピリチュアルケアのお話。
アロマの香りと、秋の花を目出ながらの濃い半日でした。


(ご来場者からの感想をここで紹介)
前回も今回もセミナーは素敵な出会いを下さる学びの場ですね。本当にありがとうございます。
「秋深み アロマ漂ふ あいの会」(あいは愛・逢またはI)
井上ウィマラさんのお話も大変興味深く、私にとても参考になりました。
小宮山さんもナースの先輩としてすてきだなと思いました。うらやましくありました。
藤森朋子さんは存在自体がとても魅力的な方で、ナースタイプとしては異質な柔らかさのある印象でした。
お話もとても情感のあるもので
「秋降りて アロマと愛の 伝え人」
という句をささげたいと思います。
長野から秋と共に秋をまとって降って来たというイメージでした。
内藤先生は相変わらずエネルギッシュでパワーをいただき合掌感謝です。
(女性・50代の方からのご感想でした)