対談 『往復書簡 いのちのレッスン』をめぐって
2009年12月11日、雲母書房にて米沢さんとの対談を行いました。
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2009年12月11日、雲母書房にて米沢さんとの対談を行いました。
梅雨時になって、体もぐずぐずして返事も遅れてしまいました。
「内藤いづみさんはいのちの番人」
なるほど、今回の一連の往復書簡のやりとりからでも賛同できます、「いのちの番人」とは勲章でしょう。
お互い日本全国へ講演やセミナーであちこち移動しながらの忙しい1ヶ月でしたね。私は書簡にとりかかるタイミングを逃してしまい、前回の時から随分間が開きました。新聞の連載は締め切りがあるので必死に書きましたが、締め切りがないのでつい気持ちが緩み、失礼致しました。しかし、忙しいといいながら、クリント・イーストウッド監督・主演の映画「グラントリノ」は観ました。老いの生き方を考えさせられるなかなか唸る映画でした。
5月の連休はいかがお過ごしでしたか。新型インフルエンザの水際防御作戦などの情報が飛び交うなか、行楽へのゆとりもなし、体や気持ちを休息に向かわせるゆとりもなしで過ぎてしまいました。
季節が目まぐるしく進んでいます。私の住む町では、街路樹の花水木が満開に近くなりました。この書簡が掲載される頃には、藤の花(ウィステリア)の盛りも終わっているでしょうか?時の進行に身体時計が追い付くためにも、自然の変化、特に花々の移り変わりにしっかりと目を留めるようにしています。(熟年を生きるひとつの暮らしの工夫です(笑)
ちょっと仕事に追いまくられて満開のさくらを目前にしての返事になってしまいました。今回は岡村についてふれてほしいという提案でしたが、3月といえば、岡村の命日(3月24日)。没後24年にして生誕80年! 恒例になっているAKIHIKO忌の集いも各地から70人ほどの参加者があり、二次会も盛り上がったのですが、どうやら21世紀になってもオカムラ・アキヒコは健在です。
春がきましたね!若者たちが新生活へ出発する月でもあり、別れの悲しみや未来への希望が混ざり合う月。風に舞う桜の花びらを見ると、日本人はなぜか感情を振り動かされるように感じます。そして、子離れを体験する春は、親たちにとってメランコリーの時でもあります。
立春をすぎて梅の便りがとどき始めると、何となく落ち着きません。
蜜柑で冬をこして、いま伊予柑。そして八朔、甘夏とつづく柑橘類を賞味し終えるころに桜満開。これがわたしの例年の早春符なんですが。
1年の12分の1がもう終わってしまいました。
今年はことさら寒さを厳しく感じます。甲府は雪がほとんどないので、その点ではすごしやすい方だとは思っていますが。
暮れから約1ヶ月、3人の方のいのちの最期とかかわりました。それぞれの方は45才。83才。75才。
三人の方からたくさんのことを教えていただき、いろいろなことを考えさせられました。
忙しい中いくつか、頭の中で整理するきっかけになったのは、知人からの賀状にそえられた短い文でした。2人の緩和医療の専門家が同じことを言っていました。
今回届いた内藤さんの文面から目に飛びこんできたのが「グランドデザインの欠如」という厳しいことばです。わが国の医療体制には、「いのちをどう生き、どう支えるか、そういう問いかけや確認がなされるべきグランドデザインがみえない」と。このことは年があらたまった機会にどうしてもふれておきたいことのようにおもいますね。
米沢さん、どうぞ今年もよろしくお願いします。
昨年は、私が再会の嬉しさのあまり(?)バランスも考えず、冗長に書き送ってしまい申し訳ありませんでした。
おまけに、お約束した『キュブラー・ロス』という大きなキーワードにはなかなか辿りつけませんでした。今年はまず、私から始めさせて下さい。米沢さんも、返信はブレーキなしでどうぞ!(笑)
米沢慧様
お忙しい中、書簡ありがとうございました。
確かに、12月になり私のところに届く喪中のハガキも、今年は例年より多い気がします。それより私(昭和31年生まれ)の親世代が80歳を越え、同級生からの介護関連の相談が増えています。私の母も87歳。やっと説得して、先日介護認定を受けてもらいました。
内藤いづみさま
12月、「喪中はがき」でかんがえたこと
このところ、いろいろお忙しかったようですね。元気回復できましたか。
気が付けば雪の便り、セーターを着込んだところで今年も喪中はがきがとどきはじめました。
米沢さんへ
今日は快晴、秋晴れです。猫のようにひなたぼっこしたい気持ちです。
お便りありがとうございました。
内藤いづみさま
●今月は緒形拳さんの死についての感想から始めたくなりました。
中秋の名月を眺めながらいつか、山中湖あたりをゆっくり歩きたい…。
けれど今年もその機会がなくなったなあ、と都内の病院から深夜友人の遺体を見送りながら月を追いかけていました。
岐阜の山々からの贈り物、大好物の“栗きんとん”を口にすると、「今年も秋がやってきた」という感覚が体中を廻ります。暑い夏が終わり、急に涼しくなって体調を崩す人が私の周りでは多いです。米沢さんは大丈夫ですか?
内藤いづみさま、第1信から、ホスピス医としての覚悟ともいえる“こえ”を聴くことができ率直にうれしく、また、こころをひらいて語り合える喜びを久々に味わっています。
一方で10年という時を一気に埋めようとしていますよね。その証拠にわたしに対する盛りだくさんの注文をいただきました(笑い)。
「エリザベス・キュブラー・ロスからのメッセージ」
~米沢 慧さんと往復書簡 1回目(返事)~
内藤いづみ
第1信(2008.8)E・キューブラー・ロスの遺産
お返事拝見致しました。私が内藤いづみ先生とお知り合いになれたのは、日本にがんの痛み治療をもたらした元埼玉県がんセンター総長の武田文和先生※の温かい配慮があってのことです。武田先生も内藤先生もいつも私を応援してくれ、感謝の気持ちでいっぱいです。
内藤先生から私と波長が合う・・・とのお言葉をいただき、内藤先生に憧れておりました私としてはとても嬉しいことです。
薬剤師の石田さんと内藤先生との往復書簡形式の記事、第二回となります。
~いづみさんへ~
返事が遅くなってすみません。仕事がら黄金週間は、たくさんの観光客を迎える関係で休みなくあわただしく過ごしていました。私の住む北国でもやはり桜の便りは早く、ツツジとほぼ同時に咲き始め、それを囲むようにカラフルな芝桜と白いコブシの花が彩りを添えています。例年だと、花の咲く順番を待ちながら春を楽しむのですが、今年は少し違うようです。
内藤いづみ先生のお手紙を拝見しました。
お話されている先生の姿が目に浮かぶようで心温まりました。ありがとうございます。
内藤いづみ先生の講演をはじめてお聞きしたのは、神戸で行われた日本ホスピス・在宅ケア研究会でした。
~AKI兄さんへ~
北海道の初夏は美しいことでしょう。黄金週間はいかがお過ごしですか?
年度末はお互いに忙しかったですね。我が家も長女を大学に送り出しました。ほっとしたり、さびしかったりで、親の気持ちも複雑です。子離れの痛みを味わうのも親の修行のひとつですね。お互いの成長のひとときとして時の流れをながめているところです。
井上ウィマラさんとの往復書簡、今回は井上ウィマラ様からの書簡です。
薬剤師の石田さんと「がんの痛み」について往復書簡を始めることになりました。
井上ウィマラさんとの往復書簡、今回は内藤いづみ先生からの書簡です。
~いづみさんへ~
山梨ではもう桜が咲き始めているのでしょうね。私の住む北国では、先週末の日中の暖かい日差しで福寿草の黄色い蕾が開き始めました。今年は春の訪れが早そうな予感がします。
しかし、あまり早くブドウの芽が動き出してしまうと、遅霜が心配となってきますから、喜んでばかりはいられません。
Aki兄さんへ 年度末でお忙しいですか?今年の冬の寒さはじわじわと長く続いたので、春の訪れが殊更嬉しいです。年によっては4月に、あんず、すもも、桃、桜が同じ時期に入れ乱れて咲き、甲府盆地はひと時美しいじゅうたんのようになります。4年間山梨で過ごしたお兄さんはご存じですよね。ワインのことをプロフェッショナルのAki兄さんに丁寧に教えて頂き、「なるほど!」とクリアに頭の中に入ってきました。楽しいです。
川村まさみ様との往復書簡、第ニ回目の復路です。
川村まさみ様との往復書簡、第ニ回目の往路です。
~いづみさんへ~いのちの輝きのために日々奮闘されている記事を見るたびに感動するとともに、自分も何かのお役に立ちたいと考えていました。
そして今回、「初心者のためのワインQ&A」を始めたいとお聞きし、私の協力で皆さんの明日への活力になるのであれば、こんなにうれしいことはありません。
是非、よろしくお願いいたします。
東京に出ると、ワインをたくさん揃えているレストランが多くなった。しかし、どう選んでいいのか分らない。悔しいけれど、ソムリエ任せである。「山梨県出身」と言い出しづらいくらいワインの知識がない。ワイン研究家と言っていいほどのうんちくのある友人も多く、話を聞くとたくさん教えてくれるが、難しそうでかえってワインの深く広い世界に近寄り難くしている。折角ワイナリーのある県に住んでいてもったいないゾ!と最近思いだした。
井上ウィマラさまとの往復書簡、5往復目です。前回の内藤いづみ先生からのお願いに、井上ウィマラ様が答えてくださいました。
井上ウィマラさまとの往復書簡、早くも4往復完了の回。スピリチュアル・ケアについての話が深まっていきます。
川村まさみ様との往復書簡、第一回目の復路です。
私の古い友人で編集者である川村まさみ様との往復書簡、第一回目の往路です。
井上ウィマラさまとの往復書簡、4往復目となりました。