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幸せのヒント絵本に

激痛を伴う病を抱えながら創作活動を続ける尼崎市の絵本作家まつおかさわこさん(54)が、在宅ホスピス医内藤いづみさん(52)=甲府市=とともに絵本「しあわせの13粒」を出版した。内藤さんが患者の生と死に接する中で気づいた幸せになるための13のヒントをつづり、まつおかさんが張り絵で表現した。(2009年5月14日神戸新聞より抜粋)

難病を抱え創作を続ける作家
末期患者と向き合う医師

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 まつおかさんは県立尼崎高校三年の時、背骨や関節が石灰化する過程で激痛が起こる強直性脊椎炎を発症。専門学校で絵を学び、闘病生活を題材にした「しあわせのおすそわけ」などの絵本を出版した。
 内藤さんは、末期がん患者の在宅医療に取り組む医師の草分け的存在。
十年前、まつおかさんの著作を知人が内藤さんに届けて交流が始まった。

「患者の痛みを取るのが医者の仕事。痛みは人の可能性を奪う」という内藤さんの持論に、激痛に苦しんできたまつおかさんは共感。今回、共同制作することになった。

 内藤さんの文は(しあわせを数えるとしたらあなたのしあわせはいくつありますか)で始まる。幸せのための十三の〝法則″は(1日に1回、大笑いをする)など。

 まつおかさんは、特に好きな三つとして(人の幸せとは比べない)(人のせいにはしない)(欲張らない)を挙げる。障害を受け入れた体験を重ね「人と比べると、自分の良さが見えなくなる。自分を肯定できた時、可能性が広がる」と語る。

 張り絵は、旅先で買ったり友人にもらったりした和紙や色紙を使った。
ページを開くごとに、人と人との絆を表現した色鮮やかな作品が現れる。

 「花束のように、窓辺に飾れる本ができた」と内藤さん。「幸せをつくる力は、私たち自身に与えられている。不幸せ探しではなく、幸せ探しをしてほしい」と話している。

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プレス掲載記事

温かい看取り議論活発に 日本経済新聞2010年1月17日より
末期がん患者みとる在宅ホスピス医
開業医の時間管理術
鎌田實の一日一冊より
いのちと向き合う在宅ホスピス医
「メメント・モリ」を学ぶ人たち
「生きることの意味」を求めて
ホスピスへの道 1992年9月2日山梨日々新聞より
ひとり暮らしの時代。
「いのちを伝える在宅ホスピスケア」を聴講して