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幸せに近づくために

2月13日神戸新聞「随想」の連載記事より抜粋してお伝えします。

数年前のラジオ番組で「英国BBC放送発表、幸せに近づく十カ条」という話をしました。
すると、この二十年近く続けてきた私の講演始まって以来と思えるほどのたくさんの問い合わせが殺到しました。なるほど、私の今までの生と死の話はあまりに重すぎたのかもしれません。
幸せになるために人は生きている、ということにあらためて気付かされました。

080226_001.jpg今回はそのいくつかをお伝えします。

(1)一週間に三十分の運動を三回以上する。
健康を守ることは、幸せの大切な要素。ウォーキング、ストレッチ、ヨガなどひとりでできる運動を見つけましょう。

(2)伴侶(パートナー)と一週間に一度以上、たっぷり一時間おしゃべりをする。
実はこれが一番難しいという声を聞きます。共通の楽しい話題を見つけてふたりで育てること。慣れすぎてお互いが空気のようになっていませんか?犬や猫の方に真剣に語りかけている、なんてことはないでしょうね?

(3)植物を大切に育てる。
八十五歳の難病の女性患者さんは、小さな前庭にたくさんの花をさかせていて、その世話をするために、老人施設に行かずひとり暮らしを必死で続けています。往診の度に私のクリニックに鮮やかな色の花の鉢をプレゼントして下さいます。先週は、かぐわしい香りのヒヤシンス。

(4)自分は恵まれていると思えることを五つ数え上げ、それに感謝する。眠る前にしてみて下さい。
「ありがとう」で一日を締めくくるのは素敵なことです。限りあるいのちと自覚した時、この項目は大きな意味を持ちます。

次回は残りをお伝えします。寒さが厳しいです。皆様ご自愛下さい。
内藤いづみ

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