内藤いづみ著書

いのちの歳時記

電子書籍「いのちのあいうえお」がすてきな装いで書籍化いたしました。タイトルは「いのちの歳時記 -在宅ホスピス医の宝石箱- 」、ポケットに入るサイズでかわいいです。美川瑛一さんの写真の美しさにうっとりして下さい。全て北海道、美瑛からのいのちのしずくたち。
愛智出版より1400円(税別)、お買い求めはふじ内科クリニックへFAX(055-252-4811)までご注文ください。


いのちの歳時記 -在宅ホスピス医の宝石箱-
著者 内藤いづみ 写真 美川瑛一

この25年間、私が患者さんと出会って頂いた「いのち」のことばがあります。大切にしてきた心の宝石箱からそれらを取り出し、頭文字を“あいうえお准”に並べて46のことばにまとめました。この言葉たちは、まるでポトン、ポトンと木の葉から大地へ落ちる、滑らかな“いのちの雫たち”のようにも思えます。
そんな時、友人の美川瑛一さんが15年間も美瑛を中心に北海道に通い詰め、美しくもあり、厳しくもある四季折々の“北の大地の自然”の瞬間を写真に焼き付けて来られたことを知りました。自然が地球の一部であるように、人間も地球の一部です。
空が、雲が、大地が、草木が生きている。そんな自然の営みや息吹が感じられる写真の数々に、折々に触れ書きとめた患者さんやご家族の皆さんが口にされた「いのち」の言葉たちを織り込んで出版したいと思い、このたび美川さんのご協力を得て実現しました。美しい景色と言葉のどちらからも癒しを感じてもらえる作品です。

☆メディア掲載☆
やすらぎ通信2012年夏・秋より

在宅ホスピス医の内藤いづみさんが、患者さんからもらった心に残る四十六の言葉を、五十音韻で紹介した。限られたいのちを懸命に生きた患者さんたちの言葉は、私たちが今生きていることのありがたさを教えてくれる。一つひとつの言葉には、北海道・美瑛の四季折々の写真が添えられており、美しい風景に心癒される。

東京新聞6月9日
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ご注文はふじ内科クリニックまで。FAX(055-255-4811)にて承ります。

☆ご感想続々!☆
なんて素敵な本でしょう。内容的には深くて涙なくして読めそうにありません、こんなに可愛らしい本なのに、いのちの響きが重たく伝わって来ます。有難うございます。大切な宝物が又1つ増えました。


先生しか書けない命の終焉と向き合った文章と、美しい大自然との風景 のコラボレーション…
私の中では初めての感動をおぼえました。
一文一文、普通では出会わないシーンの連続で、その後に書いてある問題提起も力強く、とても
さらさらと読めるないようではありませんが、ふと左側のページを見ると、地球に人間として生きている実感が沸いてきます。
私にとっては、まさに宝石箱のような一冊となりました。