講演のお知らせ

「医療と仏教の橋渡し」~在宅ターミナルケアと仏教のもつ可能性~

2012年6月2日に京都で開催される講演会に、パネリストとして出演いたします。みなさまご参加ください。


基調講演
「米国における仏教チャプレントレーニングの実際:死の臨床に仏教ができること」
講演者 ジョアン・ハリファックス 博士 (Upaya Zen Center)
通訳 小田まゆみ先生 (日本トランスパーソナル心理学/精神医学会顧問)
パネルディスカッション:
「現代日本における看取りを考える:仏教は非仏教徒に何ができるか」
パネリスト  
ジョアン・ハリファックス博士
戸松義晴師(全日本仏教会前事務総長) 
内藤いづみ先生(在宅ホスピス医 ふじ内科クリニック)
カール・ベッカー先生(京都大学こころの未来研究センター教授・人体科学会理事)
司会 上田紀行先生(東京工業大学教授)
         
日時: 2012年6月2日(土) 13時~17時
会場: 京都アスニー(京都市)
定員: 150名 (先着順)   
参加費: 3,500円 (主催・後援団体会員は3,000円)
お申込み フォームにご記入ください。
講師プロフィール ジョアン・ハリファックス博士
人類学者かつ禅の尼僧として長年、人にとっての死をテーマとし探求を続けてきた。
40年以上に わたりコロンビア大学、マイアミ大学医学校、New School for Social Research、ナロパ大学などで 教員を務める一方で、死にゆく人々のケアに取り組み、ハーバード大学神学校、ハーバード大学 医学校、ジョージタウン医学校他多くの学術研究機関で死と死にいくことについての講義を行ってきた。
1990年ニューメキシコ州サンタフェに仏教研究と社会活動のセンターとしてウパヤ禅センターを設立。 1994年には「死にいく人と共にいる」プロジェクトを設立、死にいく人々への瞑想的なケアの分野で働く 何千人もの保健医療の専門家のトレーニングを行っている。
また、1970年代から故フランシスコ・ ヴァレラ、ダライ=ラマ14世らと協力し、科学者と仏教者との対話プロジェクトを推進している。
著書に Being with Dying: Cultivating Compassion and Fearlessness in the Presence of Death など多数 TED講演 「慈悲、共感の真の意義について」
主催: 日本トランスパーソナル心理学/精神医学会
後援: 関西大学人間健康学部・人体科学会・医療におけるからだとスピリチュアリティを考える会