講演のお知らせ

【満員御礼・申込締切りました】2018年5月12日 ホスピス学校 第11回

【満員御礼・申込締切りました】第11回ホスピス学校「死は人生で最も大切なことを教えてくれる」開催のお知らせです。

日時 2018年5月12日(土)13:30~
会場 山梨県立図書館 1階イベントホール東
参加費 会員1000円(非会員1500円)
講師 鈴木 秀子(聖心会シスター、文学博士)

詳細とお申込みは下のPDFをお読みください。
【満員御礼・申込締切りました】

第11回 ホスピス学校開催に寄せて 校長 内藤いづみ

ホスピス学校って…?!
医師になって三十余年。“いのち”に向かい合う学びをホスピスケアの道に求めました。その道は険しいものでしたが、その旅路には、世界中の美しい風景があり、友人や仲間や先生たちがいました。どんないのちも、小さな宇宙のエネルギーに満ちていることを学びました。
ホスピス学校は飛ぶ学校。仲間とともに、どこへ飛んでいくかわからない。生徒(参加者)には、全員10歳のころに戻り、キラキラ輝く瞳で、尊敬する先生方のいのちの教えを姿勢を正して学んでいただき、それを日々の暮らしに生かしていただければ幸いです。

Mementmori メメント・モリ「死は人生で最も大切なことを教えてくれる」
これは、多くの死にゆく人へ寄り添ってこられた鈴木秀子シスターの最近の著書のタイトルです。私は30年の在宅ホスピスケア活動を通してシスターとも出会い教えをいただいてきました。死を語ることは長年タブーとされていましたが、先人たち(E.K.ロス医師、シシリー・ソンダース医師、アルフォンスデーケン神父、鈴木秀子シスターなど)が種を蒔いて、耕してくださったおかげでついにこのように死について語るストレートなタイトルを社会に示す時代が到来したのだと感慨深いです。
死を考える「メメント・モリ」があってこそ、私たちの今を生きるいのちは輝くのだと私は思います。
今回、皆さんとともにホスピス学校で鈴木シスターのお話を伺えること、大変嬉しく感謝の思いでいっぱいです。

講師プロフィール
鈴木秀子 聖心会シスター。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。
フランス、イタリアに留学。
スタンフォード大学で教鞭をとる。
聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。
聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、多くの相談を受けてきた。
特に、死が近づく人やその関係者からの相談が非常に多い。
世界中の病院を巡り、東日本大震災の被災地巡りを頻繁に行っていることや、自身が臨死体験したことが関係している。
著書に『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』(PHP 研究所)のほか、『死にゆく者からの言葉』(文藝春秋)、『心の対話者』(文藝春秋)など。