講演のお知らせ

2008年9月27日 山梨

日本財団より助成をいただき、前回に引き続き、在宅ホスピスケアセミナーを開催いたします。
今回はまたひと味違ったアプローチ、ぜひご参加ください。主催:日本ホスピス・在宅ケア研究会山梨支部


第2回在宅ホスピスケアセミナーのお知らせ
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チラシ(裏面)をダウンロード   
●日時:2008年9月27日(土)13:00~17:00(12:30開場)
●場所:山梨県立文学館:研修室にて
●申込とお問い合わせ:日本ホスピス・在宅ケア研究会 山梨支部
 件名に 「○/○(日付)ホスピスケアセミナー」 とお書きください
 郵便番号・住所・氏名・職業・電話番号・メールアドレス・Fax番号 等を明記してお申し込みください。
  Email: hospicecare1416@ybb.ne.jp または Fax: 055-252-4811
 申込締め切り 9月22日(月)
 (定員オーバーの場合はその前に閉め切ることもありますのでご了承ください)
 先着順に受付番号を発行しますのでプリントアウトして当日お持ちください。携帯電話の方は画面で結構です。
★会場設営ご協力のお願い★ 
 当日11:00に文学館研修室に集合し、机の片付けの後テーブルイスの配置を行います。
 少人数運営のため手が不足していますので、会場設営等ご協力い ただけますと助かります。
 「ボランティアスタッフ可能」とお申し込み時にお書き添えください。
 後日連絡させていただきます。
会場案内
〒400-0065 甲府市貢川一丁目5-35  
TEL 055-235-8080
会場へのアクセス
会場地図
(中央自動車道甲府昭和ICから)
料金所を昇仙峡・湯村方面へ出、200m先左折
徳行立体南交差点左折
アルプス通りを約2km走り、貢川(くがわ)交番前交差点左折
国道52号線を韮崎方面約1km左側。
(JR中央線甲府駅から)
南口6番線・山梨交通バスのりばから貢川団地行、芦安(あしやす)行、社会福祉村行、大草(おおくさ)経由韮崎駅行、竜王(りゅうおう)経由敷島営業所行のいずれかで「山梨県立文学館東」または「山梨県立美術館前」下車。
講義内容
井上 ウィマラさん
高野山大学
スピリチュアルケア学科准教授
 魂の働きを読み解く視点
 ~スピリチュアルケアの現場から~
 終末期ケア、グリーフケア、子育て支援などにおけるスピリチュアルケアの特長は、
 世代間伝達される無意識的な感じ方や考え方のパターンを自覚し、解放し、
 本当の自己に目覚めてゆくための共感的な見守り環境を提供することである。
 ユングの家族的布置、ウィニコットの対象関係論などを紹介しながら魂の働きを読み解く視点について考察する。
●小宮山照美さん
諏訪中央病院
元緩和ケア病棟看護師長
 こころ通わせて
 ~その人らしく生きることを援助する~
 諏訪中央病院の緩和ケア病棟開設当初の4年間は、内藤医師が山梨から患者さんを度々紹介し連携の濃かった時期。
 当時緩和ケア病棟の看護師長として、また長年の看護を通じて得た貴重な学びや想いやをお話しいただきます。
●内藤いづみ
ふじ内科クリニック
院長・在宅ホスピス医
 最高に幸せな生き方 死の迎え方
 ~患者さんから学んだこと~
 日々の関わりの中で、患者さんが教えてくれたメッセージ、いのちの交流をスライドをもとにお話しいただき、
 医療者やホスピスケアに関わる人と共有したい想いや知識、実践力についてもふれる。
~1回目で好評だった藤森朋子さんによるアロマのお話~
 今回も「ケアに活かせるアロマ」についてミニレクチャーをいただきます
在宅ホスピスケアセミナー開催によせて
 現在、日本において、緩和ケアが急速に浸透してきたことは喜ばしい事ですが、
 ”ホスピス”の心と哲学の学びが乏しいように感じてなりません。
 医療者自身のメメントモリ(死を想え)や、いのちを支える意味での気付きと再確認なくして、
 看取りの場での充分な働きはできないのでは、と思っています。
 まさにその学びこそが、ホスピスケアで働くものたちを支え、燃え尽き症候群を防ぐひとつの対策になり得ると思います。
 ホスピスの原点に立ち戻るために、今回は日本でのいのちの分野の最高峰の講師の先生方が奉仕の心で甲府においでくださり、大切なメッセージを伝えてくださいます。
 日本財団の助成をいただき実現した勉強会。対象は主に医療関係者ですが、お席に空きがあれば
 ホスピスケアに興味のある一般市民の方々もどうぞ。
 貴重な機会に是非ご参加ください。   
 日本ホスピス・在宅ケア研究会山梨支部 代表 内藤いづみ