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つながりの重要性確認

2014年2月11日 静岡新聞より
県内でボランティア活動に取り組む人たちが交流を図る「県ボランティア研究集会」(県ボランティア協会など主催)が9日、焼津市焼津文化会館で開かれた。

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福祉関係者やボランティアら約580人が参加し、講演会や分科会を通じて人と人のつながりの重要性などを再確認した。
テーマは「今、わたしが、あなたができることは?」。
在宅ホスピス医として活動する内藤いづみさん(山梨県)が「生きていく。いのちの輝きを支えて」と題して講演したほか、ボランティアや若者の貧困、高齢化社会、障害者の高齢化、東日本大震災などをテーマにした八つの分科会を開催した。
内藤さんは自身が初めて在宅ホスピスケアを行った余命100日の当時23歳の女性について語り、「100日間家で過ごしたことで本人は死の恐怖から解放されたと思う。最後は『ありがとう』と言って亡くなった」と振り返った。その上で「医療者は患者の痛みを和らげる使命がある。患者を支える人がいれば、末期のがん患者でもその人がにこやかになれる」と呼び掛けた。

参加者の声
生きていることの大切さ、そしてケアする人をケアする。自分を大切にすることを再確認できました。

「命の主人公は自分である。自分のケアが大切」と言葉が深く身にしみ込みました。

生きることの強さをいただき、この先何年かわかりませんが、先生のお話を思いながら楽しい最後を迎えたいと思います。

大変に淋しい内容であるはずですが、内藤先生に看てもらえれば、何か死ぬことが恐ろしくなくなる気さえします。

いつか訪れる死を見つめることで、今、そしてこれからどのように生きていくべきなのか、また、どのように生きて生きたいのかを決めることに繋がるのだと考えた。

内藤先生の内容の重い話を、軽く、ユーモアを交えて話して下さり、意味のある心のあるお話でした。生きるという意味、死ぬことの意味を考えてみたい。