開催報告

講談 内藤いづみホスピス物語

2012年8月17日、夏の盛りのすぎる頃、東京の真ん中、日本橋江戸亭にて「講談 内藤いづみ物語」が講談師の田辺鶴瑛さんによって語られました。

8月17日、日本橋亭の前で。

講釈師に自分の人生を語ってもらうという誉れに、怖れと感謝が入り混じりました。
鶴瑛さんが、渾身で語ってくださいました。
江戸亭、始まって以来という満員御礼。
たくさんの友人知人も暑い中集まってくださいました。
本当にありがとうございました。
私自身も泣けました。
これからも精進してまいります。

参加者の声

8月17日(金)、日本橋で講談師田辺鶴瑛さんの新作講談「内藤いづみホスピス物語」を聴いてきました。
いづみ先生の半生をリズミカルに、パワー全開で語る話運びは、さすが真打ち! 
お江戸日本橋亭が満員御礼以上になり、初!の高座脇にもお客さんという状態でしたが、その大勢の聴衆の心をとらえて飽きさせることなく語り上げていました。女性講談師ならではの視点、女性が語ってこそ、その真実や面白みが伝わるのかもしれません。
教育者のお父さん、お母さんのこと、医学生の頃のこと、ご主人のピーターさんとの出会い、ホスピス医を目指すきっかけともなった患者さんとのやりとりなどなど、感受性豊かな少女がホスピス医を目指す様子が生き生きと語られが、さまざまな人との出会いが、今の“内藤いづみ”を育んだ、ということがよくわかりました。

「内藤いづみホスピス物語」第二弾として“在宅ホスピス医として いのちに寄り添う”なども、いつか是非聴きたいものです。
(小出広子さんより)